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京都府小学校長会事務局
京都市立朱雀第七小学校内

未来を見据えた京都府小学校教育の創造
 今日あらゆる分野での知識基盤社会への新たな進展やグローバル化の進行、世界に類を見ないスピードで進む少子高齢化などの社会的変化が予測以上に進んでいます。今後の社会ではこれらに加え、人工知能の急速な進化が職業に大きな影響を与え、複雑で予測困難な社会となると言われています。当然、子どもたちの生き方にも大きく影響を与えるため、学校教育では来たるべき未来に通用できる「生きる力」を子ども一人一人に育成する役割を担っていることは言うまでもありません。
 こうした中、新しい時代の要請に応えるべく、昨年6月に教育再生実行会議の第10次提言がまとめられ、新たなテーマとして「学校・家庭・地域の役割分担と教育力の向上」と「子どもたちの自己肯定感の育成」の二つが盛り込まれました。自己肯定感の育成を国の課題としたことについて、今一度、学校現場においても深く考えていく必要があると思います。また、小学校教育においては、新学習指導要領全面実施に向けた移行措置の着実な実施が求められています。各校では、世代交代という現状の中で、「社会に開かれた教育課程」の実現を目指し、カリキュラム・マネジメントの推進、これからの時代に求められる資質・能力の育成、「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業改善、学習評価の充実・改善、道徳教育、プログラミング教育、外国語教育等の新たな内容や改善すべきことについての研究や取組が進んでいることと思います。
 私たち校長は、このような現状を深く認識するとともに自らの使命と職責の重大さを自覚し、未来を見据え、必要な教育をイメージし、学校現場や地域の特性を考慮しながらグランドデザインを描いておくことが必要であります。また、子どもと向き合う時間や働く者の健康や命の観点からも、今、教職員の働き方改革の推進が喫緊の課題となっています。校長は教育における「不易と流行」をしっかり見極め、自校や自校を取り巻く現状を客観的に分析・評価するとともに、課題解決に向けた具体的な方策を明確にするなど、組織的で計画的な教育活動を推進することが大切だと考えます。
 京都府小学校長会の活動が、未来を見据え、今日の解決すべき教育課題を共有し、課題解決に向けた職能の向上と公教育の充実を目指す校長会として、会員の貴重な実践を交流し、研鑽を深める「学び合いの場」になることを願っています。また、新学習指導要領全面実施の年には「全国連合小学校長会研究協議会京都大会」が開催されます。京都府小学校長会としてさらに結束を強め、「京都は一つ」を合い言葉に京都ならではの「おもてなしの心」を大切に準備を進めて参りますので、皆様のご支援とご協力をお願いいたします。
    平成30年6月    京都府小学校長会 会長 小田 康博

お知らせ
2017年11月 1日 本会の組織・本会の活動等を更新しました。
2018年 3月 1日 京都大会大会大綱・大会組織などを更新しました。
2018年 6月11日 京都府小学校長会 会長 巻頭言を掲載


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